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POS事業

飲食店が本当に求めているPOSシステムとは?
飲食店経営に欠かせないPOSシステム。導入する飲食店は増え、最近では個人店でも使用するのが当然になっています。しかし、導入はしたものの使い勝手が悪いと感じていたり、十分な情報が取得できなかったりなど、不満を感じる飲食店も多いようです。 ここでは、オペレーションをスムーズに行いつつ、必要な情報をタイムリーに収集し、飲食店の成長に役立てる。そのためにどのようなPOSシステムを選ぶべきかを考えます。
飲食店経営に欠かせないPOSシステム
POSとは、「Point of sale」の頭文字をとったもの。日本語では「販売時点情報管理」と言われています。つまりPOSシステムとは、ただ会計をするレジではなく、情報管理をするためのシステムを指します。販売支援やマーケティングのための分析など、多様な機能を搭載しているのが特徴です。 しかし、POSシステムと言ってもさまざまなものがあります。入力時に一定の情報を収集するもののPOS内だけで完了し、パソコンに落とし込むことができなかったり、UberEatsや出前館などのデリバリーポータルサイトとの連携ができなかったりなどの不満がでてきています。 以下にその典型例を挙げてみます。
多角化する飲食店経営。注目される中食
飲食店経営は新型コロナウイルス蔓延を経て大きく変わりました。そのひとつが、店内飲食だけでなく、テイクアウトやデリバリーにも力を入れるようになったこと。コロナ禍の生き残り策としてスタートした店舗も多かったようですが、その後も続けている店舗は多くあります。 テイクアウトの市場規模を見ると、2024年の見込みは7兆7千億円。2020年以降はずっと右肩上がりで、2023年比では2.3%増となっています(株式会社富士経済調べ)。 では、デリバリーはどうでしょうか。
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出展:Circana,サカーナ・ジャパン調べhttps://www.npdjapan.com/press-releases/pr_20241216/

サカーナ・ジャパンによれば、直近の数年は上下動があるものの、コロナ前(2019年)の4,184億円が、2024年は7,967億円(見込み)となっているので、190.5%とおよそ倍額に増加しています。 飲食店は一般的に、悪天候の日は店内飲食の売り上げが減少します。一方でデリバリーは好調となり、天候による売り上げのブレは減少します(台風など暴風雨警報が発令したときなどはデリバリーサービス自体が停止します)。 デリバリーサービスは一般的にタブレットを活用します。UberEatsはデリバリー店舗1店に1台。飲食店の中には複数のデリバリー店を運営するところも多く、こうなるとオペレーションは乱れます。 また、デリバリーサービスから得られるデータは少なく、さらにPOSシステムのデータと連係させることはできません。 これを解消するためデリバリーサービスを統合するサービスを行っているシステム会社もありますが、POS連携の部分が弱みとなっているものが多いようです。 飲食店経営を拡大するために欠かせないデリバリーですが、オペレーションの乱れを回避しつつ、店内飲食とデリバリー、さらにはテイクアウトも統合したデータを取得できるPOSシステムが求められています。
飲食店がPOSシステムに求める拡張性

飲食店がPOSシステムに求める機能は多様化しています。前述のデリバリーサービスとの連携はごく一部。飲食店といってもさまざまな業態があり、同一業態でも特徴はさまざまあり、必要なポイントは違ってきます。 また、ある時点で必要だと考えるデータを取得できるシステムにしても、店舗経営は常に変化が伴います。そのタイミングによって必要な機能が変わるのは当然のこと。この店舗の成長や変化に合わせてシステムを進化させることがPOSシステムに求められています。 この変化に臨機応変に対応できるのがDIQITのPOSシステムです。店舗のニーズにあったPOSシステムをオールインワンでプログラムし、拡張性を持たせることで飲食店の成長に役立ちます。
DIQITのPOSシステム7つの特徴
DIQITのPOSシステムにはさまざまな特徴がありますが、今回はテイクアウトやデリバリーと関係の深い点に厳選して紹介します。
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1.デリバリー連携機能

DIQITのPOSシステムならデリバリーを代行する複数のプラットホームの情報を一元管理することが可能で、スタッフの負担を軽減させ、調理スピードの向上や受注及び提供に係る業務の効率化を図ることができます。 もちろん、売り上げ管理や分析は店内飲食と合わせることが可能。新たな施策に反映することが容易になります。

2.調理時間管理

テイクアウトやデリバリーの注文は、店内飲食と時間の進行具合が違うことが多くあります。DIQITのPOSシステムは注文から提供までに要するあらゆる時間を視覚化することが可能で、調理の優先順位を設定。これにより、調理担当者は順番を考えたり、調整したりする必要がなくなります。 テイクアウトであれば受け取り希望時間、デリバリーであればドライバーの出発時間に合わせ、店内飲食とのバランスと調整しながら調理順番や調理前の準備を整えることが可能です。この結果、オペレーションが乱れることもなく、よりスムーズに調理に集中することが可能となります。

3.注文概要の表示

上記の調理時間の管理には、正確な調理時間の設定が重要となります。DIQITのPOSシステムは、注文の履行時間の概要だけでなく、注文が予定どおりに提供されたか、それ以上だったのか、またはより早く提供されたかを表示。自動的にシステムにフィードバックすることで、高い正確性を確保し続けます。

4.デジタルオーダー戦略の提供

お客さまが店外からでもデジタルオーダーシステムを使って注文できるサービスを提供しています。お客さまには、新規顧客とリピーターがいますが、このシステムは双方の満足度を上げてくれます。 また近年では、決算方法が多様化しています。複数の支払い方法を活用できるよう柔軟な設定をすることで、より利便性の高い注文を可能にしながら、店舗側の効率化も図ります。もちろん、店内飲食とテイクアウトの消費税対応や割り勘機能などにもスムーズに対応。 情報はリアルタイムでクラウドに反映されるため、複数店舗の決済状況をタイムリーに一括管理することができます。

5.マーケティングオートメーションとロイヤリティの管理

マーケティングオートメーションとは取得した顧客の情報を一元管理し、マーケティングに活かすツールのこと。DIQITのPOSシステムは顧客一人ひとりにパーソナライズされたロイヤリティプログラムの作成を自動的に行い、顧客情報や利用履歴にあわせたサービスやポイント活用などに反映することが可能です。 具体的には、「11月に忘年会の案内をメールする」といった一斉送信や、「誕生月に割り引き券をメールする」などのアクションを自動化すること。また、デジタルスタンプカードの作成、利用金額や利用回数に応じたポイントの付与などが考えられます。 さらに、収益や費用、利益率、プロモーション効果など多様なデータの内訳を簡潔な形で表示可能ですので、パフォーマンスの改善や新しい試みの実施など、効果的な事業運営が可能になります。 競合他社が増える中、生き残りにはマーケティングは欠かせません。DIQITのPOSシステムなら、新たなマーケティング施策をシステムに落とし込むことが可能な点も魅力です。

6.視覚化モジュール・レポート

どんなに優れたPOSシステムを導入しても、必要なデータにアクセスするためにいくつものステップが必要となり、視覚化されていなければデータチェックの頻度は落ち、早い決断の妨げになります。 その点、DIQITのPOSシステムなら、各データはもちろん、お客さまの待機状況や店舗内の混雑状況まで視覚的かつタイムリーに確認できるようになっています。これにより適切なオペレーション指示が可能で、テイクアウトやデリバリー、店内飲食を利用するお客さますべてがストレスのない環境を提供可能にします。

7.売上管理システム

POSシステムの最重要項目である売上管理機能。DIQITのPOSシステムは日々の売上日報の自動作成やデータ分析機能は当然であり、これらのレポートを視覚的に表示することもできます。また、クラウドを活用し、複数店舗の情報を一元管理できるようになっています。 また、売り上げ管理システムの重要性を重視し、基本的な情報を収拾することはもちろん、各飲食店が必要とするデータを集めるようにカスタマイズ。Windowsでの活用がしやすい形式でダウンロードすることも可能にしています。

POSシステムが支える新たな挑戦
飲食店は常に変化が求められています。特に食材費や人件費がともに高騰している現状がありながら、簡単に価格転嫁できない日本独特の特徴もあり、生き残るには創意工夫が必須となっています。 以下は全国最低賃金(全国加重平均額)の推移です。
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2023年にはじめて1,000円の大台を上回り、2024年は過去最高の上げ幅51円を記録。1,055円となりました。5年前の2019年は910円、10年前の2014年は780円であり、経営者としては「高騰」以外の言葉が見つかりませんが、この傾向は今後も続くのは間違いありません。 こうなるとできるだけ省力化をはかり、最少の人員で効率的に店舗運営をする必要がでてきます。その代表例として注目されているのがテーブルトップオーダーやモバイルオーダーなどのセルフオーダーシステムです。 以下は、ホットペッパーグルメ外食総研が行った、「外食店の店内でテーブルトップオーダーを利用した経験の有無」について調査した結果です。


注目すべき点は、利用経験率が約8割にも及んでいる点です。しかも今後の利用意向については、テーブルトップオーダーで72.4%と非常に高く、顧客側の抵抗感はなくなっているといえます。今となってはセルフオーダーに抵抗感を持っているのは、店舗側かもしれません。 セルフオーダーを導入すれば、注文は即座にキッチンディスプレイに表示され、タイムロスが軽減され、POSシステムへの入力漏れもなくなります。この成功のカギは、POSシステムを中心としたシステム設計にあります。 これを各飲食店の個別のニーズにあわせて設計できるのがDIQITのPOSシステム。細かな要望を聞き取り、オペレーションや管理に最適な制度設計。最高のパフォーマンスを発揮するシステムを提案し、実装します。 これまでのPOSシステムはシステム会社が持っている汎用型のシステムを店舗のニーズに合わせて組み合わせるものがほとんどでした。そのため対応力が高いように見えて、物足りない、あと一歩、と感じる部分があったのです。 その点、DIQITのPOSシステムはシステム開発をバックボーンに持つため、個別の細やかな対応を得意としています。これから新たな方向性を見出し、さらなる飛躍を目指す飲食店はぜひDIQITのPOSシステムの導入をご検討ください。

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